毎日の検温は熱中症予防にも繋がる…?当研究所が生み出した「カラダ暑さ指標」とは

斉藤ナオキ
研究員

マサさんはボクの顏を見るといつも「どうした?熱はかれ!」と体温計を突き付けてくるんだ。

ボクってそんなに体調悪く見えるのかな…クールなだけなんだけど。

ところで、熱中症の予防にも体温管理が大事って知ってた?それについて今回は説明していくよ~

体温とは

我々ヒトを含めた哺乳類と鳥類は恒温動物といい、生きている間は活動に適した体温を保とうとする機能があります。例えば、寒ければ震えて体を温めようとするし、暑いと汗をかいて体を冷やそうとします。

哺乳類・鳥類の平均体温

活動しやすい温度に体温を保とうと体は常に頑張っています。

が、ウイルスや細菌の侵入、大きなけがなど体に大きな「攻撃」を受けると、それに対処するために免疫機能が活性化し、そのせいで体温が上がります。

基礎体力が十分にある、または初期段階での処置ができれば回復・安定化してじきに発熱も収まります。しかし、熱中症のように、どんどん体に熱が蓄積されていき体温が急激な上昇をし続けると、どうなるでしょう。

人は体温が41℃を超えると意識がなくなり、42℃になると多くの場合は死亡してしまいます。

体温は毎日変化する

昨今の新型コロナウイルス流行で毎日こまめな検温をされている方も多いと思います。
検温の機械が増えたことで、測定時間や測定場所で体温が変わることは皆さんもうご存知ですよね。

また、体調の微妙な変化が体温に影響しますが、「体温の変化の振れ幅」そして「異常発生と判断される体温値」はひとそれぞれです。普段の自分の平均体温を知らなければ、異常値の判断するのも難しくなります

カラダ暑さ指標とは

そこで、我々の研究結果から、熱中症発症における環境的要因をもとにしたWBGT値と人体の状態を関係させた独自の「カラダ暑さ指標」を作成しました!

「カラダ暑さ指標」をもとに作業者の熱中症危険度を予測することができるのです。

作業者の体温を連続的に測定したデータをもとに、作業者それぞれに合わせたの熱中症危険度が高まるボーダーライン「しきい値」を設け、それを超えると注意を促す仕組みを作ることで、熱中症を予防できるのではないかと考えています。

たかが体温、されど体温。体温はボクたちの体調を見守る信頼度の高いバロメーターなんだ。

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