勤務中に起こってしまった熱中症は労災になるの…?後編

斉藤 ナオキ
研究員

熱中症が労災認定される条件については「勤務中に起こってしまった熱中症は労災になるの…?前編」で説明したとおり。

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勤務中の熱中症は労災になることがわかったけど、労災認定手続きはどうやってやるの?

みんなの疑問に答えるために調べてきたよ~

労災認定手続きの方法

誰が手続きするの?

本人もしくはその家族。または代理として会社が手続きを進めることもできます。

どのように手続きするの?

下記にフローをまとめました。

労働災害発生!
指定医療機関を受診
無料で受診可能
ここから調べられます
その他の医療機関を受診
治療費の立て替えが必要
書類提出
必要書類は厚生労働省WEBサイトでご確認ください
労基署へ提出
指定医療機関を受診した場合
受診した病院へ提出
指定外の医療機関を受診した場合
労基署の審査
労基署から追加書類や聞き取り調査を求められる場合があります
給付金の受け取り
労基署が労災でないと判断した場合は給付金を受け取ることができません

ポイント

企業の安全担当者や労務担当者は従業員に負担がかからないように事前に指定医療機関を調べておくことが重要です。

勤務中に起こった熱中症で保障されるのは給付金だけ…?

企業には安全配慮義務「労働契約法第5条」があります。

労働者は労働契約に伴い、自身の生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、必要な拝領をするものとする

労働契約法第5条

つまり、労働者は国に対して最低限の保障を求める労災保険とは別に、体調不良に陥らせた責任等について会社への損害賠償請求をすることも可能なのです。

斉藤 ナオキ
研究員

一度労災が起これば、企業としての対処や報告書作成などたくさんの業務負荷が増えるだけでなく、社内外の信頼を大きく揺るがすことになるかもしれないんだ。

だから、働くみんなで熱中症を防げるように考えていかなきゃいけない。ボクももっと調査を進めていきます!